GUTAI DICTIONARY

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吉原製油

関西では食用油のトップメーカーとしてよく知られている食品メーカーであった。吉原治良はこの会社の跡取りとして生まれた。若いころから芸術を目指していた吉原は当時の洋画家の卵が、皆あこがれたフランスへの留学を目指したが、海外に行って事業を継がなくなることを心配する父から海外に行くことを禁じられてしまう。その分、海外の書籍、雑誌を大量に購入することで、印刷物から海外の情報を仕入れて行く。そういった中で印刷物に記録を残すことの重要性を認識するようになり、それは後の具体機関紙の発行につながる。
なお、吉原製油は後に味の素などと統合し、吉原製油という会社は無くなり、現在はJオイルミルズとして存続している。

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