中国の多様な芸術文化スペースを開拓するneXtlab™とホワイトストーン・ギャラリーの初のコラボレーションプロジェクトであるグループ展『Iridescent Feather』が、2022年7月21日〜8月21日の期間において開催されている。

『Iridescent Feather』とは「虹色の羽」という意味であり、晋の時代に書かれた潘悦の詩の中にある言葉。色とりどりの美しい羽を持ち、太陽の光を受けて輝く鳥をタイトル名にした本展では、ホワイトストーン・ギャラリーが選抜した日本と中国の若手アーティスト7名が参加している。

不可思議な生物や街並みがノスタルジックな世界へと観る者を誘う金丸悠児をはじめとして、無機質なセメントとカラフルな色合いが対象的なARTIST miu、大胆な構成と色彩を特徴とする神木佐知子、曲線的なムーヴメントが観るものに浮遊感と恍惚感をもたらすアヒ・チョイ、そして現在軽井沢で初個展『icco Yoshimura : add a dash of spice to life』を開催中のicco Yoshimuraと、日本からは5名の若手作家が参加した。

また中国勢からは、東洋哲学の「八掛」・魂を象徴する「螺旋」・ヴィジュアルの主力としてのエネルギーを開放する「色彩」を作品に用いるジャン・ミャオと、抽象表現主義に取り組むウー・シャンの2名の作家が参加。両者とも中国語圏でのギャラリーや美術館での展示を多数経験しており、ウー・シャンは日本では初となる個展を銀座で開催している。

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